4月にスタートするTBS系日曜劇場『半沢直樹』の続編に、前作のメインキャストである及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、香川照之が再び出演することが4日、明らかになった。
ストーリーは原作小説の3、4巻目である「ロスジェネの逆襲」と「イカロスの銀翼」が使われる。
続きが気になってドラマを待てずに小説を読んでしまったという人は多いだろう。
私も御多分に漏れず、原作小説を読破してしまっている。
そこで気になったのが原作小説では一切の記述がない大和田暁常務(前作の最後では取締役降格)役の香川照之さんが続投している所。
なぜ大和田常務が必要なのか、どういった変更でドラマに組み込んでいくのか予想してみた。
目次
大和田常務あっての半沢直樹だから
2013年に放送された前作では主人公の半沢直樹が銀行員となった理由が語られています。
父の自殺の切っ掛けとなった銀行の貸し剥がしを行ったのが大和田常務であり、半沢直樹の敵として香川照之さんが怪演。
やられたらやり返す!倍返しだ!でやられた敵役のなかでも100倍返しを通告され、最終回ではゆうに3分くらいかけて屈辱の土下座シーン。
大和田常務が存在感のある敵役として立ち塞がることでドラマ「半沢直樹」は大ヒットしたと言えるだろう。
そして、大和田常務を強烈なキャラに仕立てた香川照之さんあってのことということだ。
スッキリしない最終回だったことも原因か
前作のラストでは大和田常務は常務から平の取締役に降格という半端な処分だった。
大和田の不正を暴いたはずの半沢直樹は出向=左遷となり、モヤッとした人も多いだろう。
二人の決着はまだついていないとも言える。
半沢直樹2の最初の山場は大和田常務との決着か

大和田常務の役どころを予想してみた
まったく新しい役割を持って出演することも考えられるが、一番考えられるのは既存の人物と置き換えてしまうことだ。
スピンオフドラマと同様に2部の舞台は半沢直樹の出向先、東京セントラル証券。
ネタバレになってしまうが、銀行の子会社であるセントラル証券に依頼された企業買収のアドバイザー契約を親である銀行が横取りしてしまうというのが「ロスジェネの逆襲」のあらすじだ。
横取りを主導するのは銀行の証券部とその後ろ盾の副頭取となっている。
この副頭取に大和田常務がコンバートしてくると予想している。
この企業買収に隠された秘密を暴き、半沢直樹が大逆転することで二人の因縁を決着させるのではないだろうか。
イカロスの銀翼まで出演するかは怪しい
後半にあたるイカロスの銀翼では、合併する前の産業中央銀行と東京第一銀行との対立構図が鮮明になってくる。
その為、 出身銀行が同じ 半沢直樹と大和田常務の対立軸の維持が難しいといえる。
遺恨を捨てて半沢×大和田タッグもあり得る?
原作小説にも綺麗事だけじゃやっていけない、清濁併せ呑むといった話が多くあり、大きな目標を見据えてのライバルとの協力の可能性は有り得そうだ。
まとめ
大和田常務役 香川照之さんの続投の理由について予想してみましたがいかがだったでしょうか?
4月から始まる半沢直樹第2部は原作小説を読んでしまった人にも大和田常務続投により大きな期待を出来るものとなりました。
これから情報もドンドン解禁されていくでしょうから、また続報が入りましたら記事にしていきたいと思います。
記事を読んでいただきありがとうございました。
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